こんばんは。

久々の『雑感』での投稿です。


FCマレッサが今年度で9年目を迎えました。
私自身、指導者を始めて28年目になります.。www
※同級生の池田コーチは31年目のはず。(笑)

お互いに、えらいオッサンになってしまいました。
そらそうです。

教え子の同級生の息子がチームにいたりしますから。



今日は指導者についての心構え的な話を…



小学生・中学生に限らず(大人も…)、人は他人のせいにしがちです。



選手(子ども)のこういった「他人事・人任せ体質」=当事者意識のなさは我々大人の責任だと思っています。

(マレッサに関しては全ては監督である梶田の責任でもあります。)




仮にもコーチと呼ばれ、子どもと関わるということは「子どもを預からせて頂く」と考える必要があります。



「スポーツ業界は一般業界の60%」と言われます。



全てが60%です。


一般常識も60%しかない、

社会性も60%しかない、

報酬も60%しかないが

しんどさも60%だと若干の蔑視(バカにされた感じ)を込めて言
われます。



これは楽をしようと思えばナンボでも楽できるテキトーな業界だという意味で言われてしまうのです。


現実問題として日本のスポーツ業界が成熟しないことにも望まずして貢献していまっています。


特にメジャースポーツ(サッカー、野球)の指導者に多いです。




けれどもこの業界(子どものスポーツ)は


「子どもが好きだからやっていく」、

「好きだからやってしまっていた」、

「自分をこれまで育ててくれたスポーツやサッカー、そしてチームに恩返ししたい」など、


これらの尊い精神がベースにあって成り立っています。





だからこそ、そうした精神にプラスして我々コーチ陣には(ベテラン・新人・学生・プロ・アマなどは関係なく) 
当事者意識と相応の責任感が必須なのです。



なぜなら子どもは我々の精神的なベースにあるものを見抜きます。

またその行動をちゃんと見ています。




選手時代は指導者に対し感じていた不平や不満を感じていたのに指導する立場になると、ついつい忘れてしまう。

(ゆえに私も常に気にしています。)


しかしこれは、選手の気に入られることばかりして、迎合するわけではありません。


選手時代や、若いころに叱られて、腹も立ったけど、今になって感謝していることも多々あります。


なので、挨拶、取り組み方などで時には叱ります。




そして我々は実はサッカーの指導だけでなくスポーツマネジメントも行っています。




マネジメントの本質は、運営(お金の流れ)の管理ではなく、

『人
様に喜んで頂くこと』が第一義です。

※ドラッカーも言っています。





だからコーチたちにも言います。


「サッカーのコーチ」として、子どもが好きという気持ちがあるか?、と。

勝敗はもちろん大切だが、

勝敗ばかり気にするコーチになってはいけない。

それと同じくらい、大切なことがあります。


そして、プライドも持って欲しいと思っています。



さらに、子どもの成長を支える使命感を持って行動し、指導に関わらなくてはならない。



そんな事を考え、そして試行錯誤し、28年目を迎えました。

ここから12年で集大成を迎えられるように日々精進します。



特定非営利活動法人Katta Maleza リレーションズ代表理事
FCマレッサ監督   梶田孝史
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