おはようございます。

 

またまた久々の投稿です。

 

先日、ある方と話していて、『心が揺れる試合』の話になりました。

優勝がかかった試合、全国がかかった試合も勿論、《心が揺れる試合》ですが、育成年代はそれだけでは無いと思います。

というより、それだけでは無いです。

 

チームをマネジメント(これはボランティア、プロは関係ありません。)するのに、一番に考えなくてはならないことはお金儲けでも、人数を増やすことではないんです。

 

数年前に若い指導者に聞きました。

何でサッカー教えてるの?

『仕事だから…』

【じゃあ、他の仕事でもいいやん。子ども相手にそこまで割り切っては…】
 

『サッカーが好きだから…』

【じゃあ、自分でサッカーしていればいいのでは?育成年代を教えているのだから…】

 

『・・・・・・・・』

 

 

(チーム)マネジメントの本質はドラッカーも言っているように、『未来の創造』です。


未来ある子どもの未来を創造するのが育成年代のチームのマネジメントだと思います。

 


勝つことが、大きな大会で勝つことが全て…のように言う方もいますが、そうではないです。
 

全国大会に出たあるOBが言いました。


『今でも覚えているのは、練習で集合が遅い時に帰らされたことと、練習試合だけど、自分でも良いパスをしたなぁ~、と思っていたら、コーチにめっちゃ褒められたときです。全国大会の時、覚えているのは、ご飯が豪華だったくらいかな…』と。


その
OBは、そのコーチに帰らされたり、めっちゃ褒められたことで高校でも頑張れたと言っていました。
その時のことが彼の未来を創造したのだと思います。

 

 

目先ではなく、長い目で見て、あの時、試合に出られなかったけど、良かったな、と高校卒業する頃に分かったりします。たぶん。。。

 

あの時、勝てなかったけど、“勝つために努力することを覚えた”な、とか。

 


中には、私たちスタッフの対応で、腹を立てている方もいるかもしれません。

でも、そこは、ぶれたくないと思います。基準は子どもです。

 


勝つとしても、勝ち方です。

勝つまでの道程です。
もちろん、全国大会は素晴らしい所です。

実際に大会に行ったとき、最初は圧倒されました。

 


ただ、そこだけで大人が判断したり、それだけを売りにしてはいけない。

全国大会でも、関西リーグでも1部でも、2部、3部でも4部でも、練習試合でもなんでも良いんです。

その過程が大切です。


分かっているけど、その結果を気にする大人が多いんです。
結果でチームや学校を選んでしまう。

だから、子どもも気にしてしまう。

 


看板ではなく、心震えるような試合ができるか?

 

どうしたら、心震えるのか?

それくらい裏付けがあるか?

必死で練習したか?隠れてでも練習したか?しんどい中、必死で頑張ったか?

隠れて泣いたりしたか?

やらされていて、実は早く辞めたい・・・とか思ってないか?

 


裏付けがあると本当に心震えると思います。
 

それは負けそうな時、試合に出ていない、ベンチにいる選手達の顔を見たら何か分かります。


一緒に頑張って練習してきた仲間ですから…練習は嘘をつかないんです。
 

合宿で同じ釜の飯を食い、怒られ、走らされ、褒められ…一緒に居たからこそのチームワーク。

だから、練習は嘘をつかないんです。

 


ここから夏本番、色々な競技の、色々なチームの指導者は、子ども達の“未来を創造する”ために頑張ります。

保護者の方々は子ども達の食事や体調に気を遣いながら見守ってあげて下さい。

 

梅雨の時期で蒸し暑く、そしてここから益々暑くなります。

お身体ご自愛くださいませ。

 

 

FCマレッサ監督 梶田孝史