2016/01

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こんばんは。



昨年の蹴り納めにジュビロの櫻内選手と共に参加してくれた〝大学4年生〟のお話です。



蹴り納めの時は
『夢を実現した人(櫻内選手)』とともに、


『夢を叶えようと、これから頑張ろうと思っている人』
として、緊張と共に一生懸命に子ども達に語ってくれた、あの大学生です。

 


彼は今、自分の夢を実現するためにヨーロッパのモンテネグロという国でプロになるためのセレクションを約1か月間受けています。

 
 

彼は一般受験で高校へ行き、サッカーをして、勉強をして、とある関東の大学へ一般受験で進学しました。(勉強で行くにはかなりの難関大学です。)

 
 

そこではAチームとBチームを行ったり来たりでしたが、どうしても夢を諦められずに今回の挑戦となりました。

 

 

年末に彼は、子どもたちに話してくれました。

「色々あった。中学や高校は強くもないチームだったけど、本当にサッカーが好きだったからここまでやってきたし、好きだから、やっぱり夢を叶えたいんだ。だから、チャレンジしたいと思ってる。みんなも夢を持って・・・」

若干長い話でしたが()、朴訥(ぼくとつ)で一生懸命な彼の人柄が出た話を子どもたちにしてくれました。

 

 

そんな彼のお母さんからこんなLineを頂きました。

 

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

今日の夜(あっちは夕方)、電話かかってきました(LINEって有難い)



1920歳の子たちとシェアハウスしていること、

物価が安いこと、

何もかもデカくて多いこと、

オレンジやヨーグルトが美味しいこと、

ハウスメイトと自炊していること、

みんな一人暮らしを経験しているし、覚悟持ってきていること、

番犬が多いこと、

子どもはみんな美しく可愛いこと、女性もとにかくデカいこと、



モンテネグロのプロ選手は上手くはないが、とにかく「強い」こと、

抜いたと思ってもとんでもない膂力や長い脚で阻止されるので、

クイックネスで対応していこうと思ってること、

 

などの話を楽しそうにしてくれました。



〇〇大学でやってきたサッカーは、

例えばトラップやパスの正確性が最重視されたけど、

「ここでは、誰も俺の動きなんか見てないし、パスも適当で浮き球が来るのが普通」だそうで、

〇〇大学のサッカーは全く役に立たない()

 

でも思うのは、〇〇中学や〇〇高校でやってきて〇〇大学に来て戸惑って、それに対応してきた経験が、今また、まったく違うサッカーをすることに役に立ってる、と言ってました。

 

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 

彼は非常に厳しい場でもあるにも関わらず、楽しんでいるのだな、と感じられる文章でした。

 

最後にある、『〇〇中学や〇〇高校でやってきて〇〇大学に来て戸惑って、それに対応してきた経験が、今また、まったく違うサッカーをすることに役に立ってるという部分に非常に共感をしました。

 
似たようなことをマレッサにいるコーチが言ってました。


「大学時代に、総理大臣杯や、天皇杯にレギュラーで出させてもらったから、そのことが前に出ることが多いけど、高校は普通の公立高校で、公式戦も
1回くらいしか勝ったことなくて、〇〇大学へ行ったけど、そこではあり得ないような苛めにあったりしたけど、耐えて、仲良くなって、そして最後まで続けたことが僕の財産なんですよ。
そんなことを中学の時に梶田コーチに伝えてもらっていたような気がします」と。

(手前味噌な話で失礼しました。



マレッサでも対応力、適応力を身につけてほしいと思っています。
これはいつもそうですが、自分で出来ていないので、子どもたちには身につけてほしい、と。 


1つのポジションしかできなかったり、2つのポジションができても、動き方に制限ばかりかけられたら、確かに一見は上手く、強く見えそうですが、そうではないと思います。 
 



 


教え込まれ過ぎて、コップの水があふれる前に、コップの容量を増やしていきたいと思っています。
 

 

セレクションの結果はどう出るか分かりませんが、また面白い話を年末に子どもたちに届けてくれるのが今から楽しみです。


結果が出ましたら、ご報告します。

 

 

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いよいよリーグ戦が近くなってきました。
ようやく選手たちの目つきも変わり出したような気がします。


マレッサでは、勝った負けただけではなく、
自分達で何とか『ヤル気スイッチ』を押して欲しい、と思って指導しています。



そして色々なところで判断し、“決断”してほしいと考えます。

決断することとは、
何かをめて、何かをつことです。
 

勝ち負けは大切ですが、そこだけでは何も計れません。


『君たちは勝たなくてはならない。常勝チームだから・・・』と言われて、勝つだけに特化して育った選手たちに何が残りますか?

本当に強いチーム、常勝チームとは本質が全く違います。

ここに指導者が気付かないと、たぶんきっとですが、壁にぶつかった選手を救えません。



『勝つには、こうやって、あぁやって』
『この状況ではこうやって』
『2対1のこの状況ではこうやって・・・』
『このポジションはこうやっていればOK』
『これは禁止、あれは禁止』

など、ルールを決めれば選手も指導者も親も恐らく楽です。

でも、そこに間違いなく判断はなくなります。
ルールがルールを作ります。 


子ども達は、きっとたぶん、いつか気付きます。



マレッサではコンビニもOK、携帯もOKです。

以前は禁止にしていましたが、今はOKです。


自分たちで判断してほしいと思っています。

自分たちのコンビニの使い方は大丈夫だろうか?
携帯の使い方はマナー違反ではないだろうか?

また、自分の身体は食べたもの、飲んだもので出来ています。
で、自分の食生活は大丈夫かな?、と。


そんな判断力、決断力の訓練が間違いなくサッカーに繋がります。


サッカーでは判断の連続です。
なので、このような訓練は必ず生きてきます。


そんな事などを俯瞰して見れるようにして欲しい。
自分の事を、自分たちのチームの事を俯瞰して見てほしい。



あと、スポーツの本来の意味をどれだけの指導者が知っていて、それを実践しているか?

スポーツとは?、と聞かれたときにどう答えるか?


楽しむため、精神を鍛える、自立する・・・
恐らく、こんな感じでしょう。私も以前はそれだけでした。
でも、それにプラスして最も大切な事があります。



スポーツは欧米から生まれたものです。
そのスポーツが日本では体育になってしまった。

で、若干ですが偏ってしまった。

知育・徳育・体育とありますが、すべてを合わせたものがスポーツです。


そこを知らないと本当の意味でスポーツ(私はサッカー)を教えられるようにならないような気がします。



15年ほど前に今をトキメク(笑)、国学院久我山の李総監督と欧米をご一緒する機会がありました。

その時に色々お話しさせて頂きましたが、当時は訳が分かりませんでしたが、ここ4年ほど何となく分かってきたような気がします。



そこを理解したうえで、選手に接すると彼らが卒業する頃には自分で考え、決断するようになっていると思います。

ここ4年ほど、特にそれを実感しています。



そして、スポーツマンの本来の意味も一緒です。
この意味が分からないのに、スポーツを教えてはイカン、と思います。
ちなみに、スポーツマンとは、スポーツが好きな人、得意な人ではありません。




決断力のあるスポーツマンになって欲しい、と思っています。

 


FCマレッサ 梶田孝史
(スポーツマンシップ育成会公認指導者)

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こんばんは。

ようやく正月気分も終わり、寒さもようやく本格化してきました。

中だるみ気分だった中学2年生もようやく少しづつエンジンが掛かり始めたような・・・掛かってないような。(笑)


この年代はこの年代特有の難しさがあります。


この年代で無理矢理、サッカーをやらせると高校2年生くらいで離れていく選手が多いようです。

お腹がいっぱいになり過ぎて、燃え尽き症候群に高校2年生か、高校3年生でそうなりやすいです。


大人(親・指導者)のエゴで勝ち負けに拘りすぎると特に。。。

子どもは達だって勝ちたいに決まっています。



そこを逆手にとって、勝つには・・・という逆算ばかり伝えてはいけません。


分かり切った答えばかり求める、又は、指導者の求めた答えを言わなくてはならないような二者択一の指導で導いてしまう指導者は気を付けないといけません。




そうなるとロボットになり、誰が出ても変わらないサッカーになります。
見ていて面白くない!


選手の個性があって、色々なサッカーになると思います。




色んな個性があり、それが一つになっていく様子が楽しいし、感動になります。



押し付けられた(選手はそう感じていないかもしれない場合が多いですが・・・)サッカーをしていると、高校のサッカー部へ行くと、文句言いの部員になる事が多いようです。


よくあるのは、小学生の時に〇〇で、とか。
中学の時は〇〇大会に出た、とか。


そんなのど~でも良いんですけどね。(笑)



そして高校でも押し付けられてサッカーをしていると・・・


運よく大学でも体育会のサッカー部で続けたとしても、
本当の意味で自立していないと充実した大学サッカー生活はできないような気がします。



もちろん、サッカーが全てではないので、サッカー部に入る必要はないですし、就職する選手もいます。

ただ、自分で何かを考え決断し、取り組めることが少なくなるような気がします。



ですので、小学生から中学を卒業するまでのこの年代は非常に大切です。


私は指導者でもありますが、スポーツをしている子どもの親でもあります。

大人の責任は大きいと思います。





私は昔からいくつかのチームを指導させてもらってきましたが、
中学までの年代は『ちょっとした子育てのお手伝い』と思って接してきました。



私が正解かどうかは分かりませんが、
自分の一言で傷つけてしまった子どももいたかもしれませんし、
自分の一言で救えた子どもがいたかもしれません。




チームでは監督なので、色々な場面で決断が迫られます。



新チームになっての最初の大きな決断がもうすぐです。
マレッサは、アドバンスリーグに、2部と4部に1チームずつでの参加になります。


で、こんなメールを選手に送りました。
彼らなりに何か感じて欲しいな、と思って・・・



~~~~~~~~~~~~~~~~~

1st、2ndを決めます。

ですので、試合はこの週での試合が最後になります。

普段の練習、試合を見てスタッフ全員で決定します。

《サッカーの力で決めます。》

ただし、ここからが先が大切です。よく読んで下さい。



1stも2ndもサッカーは大切ですが、サッカー以外の部分も見て先発を決めます。

どちらのレギュラーも練習や試合への取り組む姿勢、貪欲さ、チームの仕事への関わり方など、トータルで決定したいと思います。


 
練習や試合への取り組み方、貪欲さ、チームの仕事への関わり方が良くなければ、
どちらのチームでも先発はあり得ません。


これらのことがしっかりしていないとチームとして成り立ちません。


1stが良い選手の集まりで、2ndはそうではない選手の集まりではありません。


どちらのチームも、誰から見ても素晴らしいチームであって欲しいと考えます。


そういった中で君たちのたてた目標が達成されたなら、本当に素晴らしいことだと思います。


表面上だけしかやらない選手(準備しているフリ、走っているフリ、頑張っているフリ、片づけているフリ)は見ていれば直ぐに分かります。

メッキは剥がれます。



あんな事、そんな時もあったけど、あのチーム、あの選手、変わったなぁ~、

と言われるように頑張って欲しいと思います。



一生懸命やれば、人は感動します。

上手い下手ではない。



コーチはもちろん、お父さん・お母さんは君たちにもっともっと期待しています。



でも、何よりも君たちに言えることは、【もっと自分に期待しろ!】ということです。

~~~~~~~~~~~~~~~~~


FCマレッサ 監督 梶田孝史





















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■会場 ⇒ 東大阪市 花園ラグビー場 食堂
※ラグビー場に来られましたら、分かるようにしておきます。
※東大阪市松原南1丁目1-1
 

■日程 ⇒ 2月21日(日)

  

■時間 ⇒ 19:00~20:00(18:40受付開始)

 

■内容 ⇒ 指導方針・年間予定・スタッフ紹介・質疑応答・入会手続き

 

■その他⇒ お車はラグビー場の駐車場にお停め下さい。(無料)
         説明会当日、都合の悪い方はご連絡ください。別で説明させて頂きます。
     
是非、お子様もご一緒にお越しください。
   
FCマレッサのこれまでの映像も流します。 

 

■お問い合わせ
 梶田孝史 090-2380-6226
 t.kajita1970@gmail.com       

新年あけましておめでとうございます。

旧年中は皆様に大変お世話になりました。

2011年にチームを立ち上げ、5年が過ぎました。全く何もないところから始め、選手・保護者の方々、そして色々なチームの方々に助けて頂き、ここまで来ました。

今年も、マレッサらしく、粘り強く頑張っていきたいと思います。

本年もどうぞよろしくお願いいたします。


FCマレッサスタッフ一同








 

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